ハノイの主要商店街では、賃料上昇と売上減少を背景に閉店・退去が相次いでいるが、これは市場の停滞ではなく、EC拡大とポストコロナの消費行動変化による必然的な構造転換である。消費者はオンライン注文を優先し、街歩きや試着の需要は明確に縮小している。
この潮流を受け、ファッションやF&Bブランドは出店戦略を見直し、従来の大量出店から、体験・相談に特化した小規模ショールームを限定的に維持し、売上の中心をオンラインへ移す「オンライン・ファースト型」へ移行している。
これにより、EC主導でオフラインが補完するハイブリッド型小売モデルがベトナム市場の新たな標準として定着しつつあり、従来の商店街中心モデルから大きな転換点を迎えている。
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