偽造医薬品問題、ベトナムで摘発拡大
ベトナム国内において、タインホア省警察は大規模な偽造医薬品製造・販売組織を摘発し、主犯格のグエン・ティエン・ダットを含む14名を逮捕した。この組織は、ハノイ、ホーチミン市、ヴィンフック省、フンイエン省、アンザン省、ドンタップ省に拠点を持ち、広範囲に偽薬を流通させていた。押収された偽薬は21種類、合計で数万箱に及び、原材料や機械設備を含めた押収量は約10トンに達した。主に骨関節治療薬や一般的な西洋薬がターゲットとされ、成分不明の原材料を使用し、巧妙な製造工程で市場に出回っていた。2021年から2025年までの間に、この組織は約2000億VND以上の不正収益を得たとされる。警察は精緻な捜査を通じ、製造拠点と販売ルートを網羅的に解明し、事件の全容解明に向けて捜査を継続している。今回の摘発により、ベトナム国内の医薬品市場における品質管理体制の重要性と、市場監視の強化の必要性が改めて浮き彫りとなった。
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