2025年8月26日、デンマークの投資会社コペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)とベトナムの国営企業でベトナム石油ガスグループ(Petrovietnam)は、ベトナム初となる沖合風力発電プロジェクトを共同開発する契約を締結した。このプロジェクトは、南中部ベトナムの海域で実施され、ベトナムのクリーンエネルギー転換における重要な一歩となる。CIPは、風力発電分野でのグローバルな実績を有し、Petrovietnamは国内エネルギー市場での強力な基盤を持つ。両者の協力により、ベトナムの風力発電市場の発展が加速することが期待されている。
プロジェクトは、ベトナムのエネルギー政策における重要な一環であり、今後のエネルギー転換を支える柱となる。CIPは、国際的な風力発電の開発経験を活かし、Petrovietnamの強みであるベトナム現地のインフラと供給チェーンを活用する。この協力により、ベトナム国内での風力発電の基盤が築かれ、今後のプロジェクトにも道を開くこととなる。
さらに、ベトナムの電力計画によれば、2030年までに沖合風力発電容量は6,000MWに達し、2050年には最大で13万9千MWを目指す。CIPとPetrovietnamの共同開発は、これらの目標達成に向けた重要なステップであり、風力発電がベトナムのクリーンエネルギー政策の中核を担うことが期待されている。
また、風力発電のコストは大幅に低下しており、2030年には1MWh当たり約58ドルに達する見込みで、これにより従来の化石燃料に対する競争力が強化される。これにより、ベトナムにおける風力発電は、国内外の投資家にとって魅力的な市場となり、クリーンエネルギー転換を加速させる要因となるだろう。
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