鉄道協力で高速化目指す韓国×ベトナムフォーラム開催
2025年3月31日、ハノイでベトナム建設省と韓国国土交通部(MOLIT)が「ベトナム・韓国鉄道協力フォーラム」を共催した。本フォーラムでは両国が鉄道分野における協力強化と技術・経験の共有を目的とし、特に高速鉄道の開発を中心に意見が交わされた。
韓国側のパク・サンウ国土交通部長官は、韓国が2004年にKTXを開通させて以来、高速鉄道技術を独自に発展させた経験を紹介し、ベトナム北南高速鉄道計画が経済成長の大きな推進力になると強調した。また、韓国は技術移転や人材育成でもベトナムを全面支援する姿勢を示した。
ベトナム建設省副大臣のグエン・ダン・フイ氏は、ベトナムが交通インフラの発展に注力しており、鉄道分野は2025〜2035年の重点投資分野と位置づけていると述べた。ベトナムでは既存鉄道の近代化に加え、ハノイやホーチミン市で都市鉄道3路線が建設中である。
さらにフォーラムでは、ベトナム鉄道局が全国鉄道ネットワークの整備計画を紹介し、韓国鉄道公社などが高速鉄道運営や関連技術についてプレゼンテーションを行った。今後、両国は覚書(MoU)を締結し、技術協力と事業実施を進めていく予定である。
また、ベトナム国会は2024年11月に67.3億ドルを投じる北南高速鉄道プロジェクトを承認しており、これがベトナム史上最大の交通インフラ投資となる。韓国側はこのプロジェクトを通じて、ベトナムが鉄道技術を内製化し、長期的発展につなげられると期待している。
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