ベトナムのエビ養殖業による「グリーン化」の試み
政府はカーボンニュートラルに向けた道筋を示し、これがベトナムの「グリーン化」プロセスの基準となっている。水産業、特にエビ養殖業は、今すぐこの取り組みに参加する必要がある。
エビ養殖業のリーダー達の対応は迅速で、卓越したイニシアチブを発揮しており、ベトナムの水産物を国内外の企業に紹介し、ビジネス機会の拡大を目的としたVietfish(2024年開催)やVietshrimp(2025年開催)では「持続可能」や「養殖場のグリーン化」をテーマにした討論会が行われる。
Sao Ta社では最大規模のエビ養殖場を持ち、持続可能な開発基準(CSI)の実施に長く取り組んでいる。Sao Ta社は、ベトナム商工会議所(VCCI) によって選出されたベトナムの持続可能な企業トップ100にランクインしており、政府のカーボンニュートラルの道筋に従って成果を上げている。具体的な取り組みとして、養殖池の設計や管理、微生物の研究、餌の適切な量の計算、廃棄物の再利用などが挙げられる。これにより、環境への影響を減少させ、コスト削減にもつながっている。また、養殖場では清掃や整理整頓が行われ、動物の侵入を防ぐことで生物学的安全性が向上している。Sao Ta社は防風林の植林プログラムにも参加し、長期的なカーボンバニュートラル達成に寄与する活動にも取り組んでいる。
今後の課題は、加工施設のグリーン化であり、多くの関係者の協力と情報共有が必要となる。エビ養殖場のグリーン化は、水産業全体の持続可能性に寄与する重要なステップである。
