発展から35年を経たベトナムの樹脂産業は、2024年に規模320億 ドル(約4兆8000億円)へ成長し、前年比24%増を記録する主要産業となった。しかし、原料の85%を輸入に依存し、生産性はASEAN5諸国平均を30〜40%下回っている。
現在、最大の課題は国際的な環境基準およびESG要件への対応である。業界はこれに応える形で循環型経済への転換を進め、リサイクル率を現行の20〜25%から50%超へ引き上げ、環境配慮型素材の開発に注力している。2045年までの「循環型樹脂産業戦略」は、技術自立、研究開発(R&D)の強化、官民連携による排出削減と製品価値の向上を目指すものだ。
ベトナム樹脂協会(VPA)は、企業に対しエコデザイン、デジタル化、自動化への投資を促し、グリーン消費時代に対応する競争力強化を呼びかけている。

出所:Vneconomy新聞
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