ベトナムの高等教育は、ビングループ(Vingroup)、FPT、フェニカ(Phenikaa)、ソビコ(Sovico)、グエンホアン(Nguyen Hoang)などの大手企業の参入拡大により新たな競争段階に入っている。ビングループはビンユニ(VinUni)に6兆5000億ドン(約383億円)を投じ、医療・テクノロジー生態系と連動したエリート型大学を運営している。FPTユニバーシティ(FPT University)は多拠点ネットワークへ拡大し、民間最大級のIT人材供給拠点となっている。
フェニカは研究志向型大学を構築し、同社R&D生態系と直結させている。一方、ソビコはホアビン、タイビンドゥオンなどの複数校を再編し、航空・観光分野の人材育成を強化している。南部ではグエンホアングループがホアセン(HSU)、ホンバン(HIU)を中心に医療系で拡大している。
これらの動きは「企業内大学」モデルを形成しつつあり、教育品質の向上と産業人材の供給力強化に寄与すると評価されている。
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