ベトナム政府は、環境保護政策の実施と2050年のネットゼロ達成の目標に向けて、2026年末までにカーボンクレジット取引所を試験的に設立・運営し、国内における炭素市場を段階的に形成する方針である。
国会事務総長によると、これは2026年までに完了すべき6つの緊急課題の一つであり、取引所では排出枠(エミッション・アローワンス)とカーボンクレジットの2種類の取引が行われる予定である。これにより、企業は温室効果ガス排出超過分を補うための売買が可能となる。
専門家は、炭素市場の構築がベトナムのグリーン経済への移行、投資誘致、排出削減に向けた企業の技術革新を促進すると指摘する。一方で、国会内では、排出データの不備、国際基準を満たすインベントリーセンターの不足、国際仲介を通す際の高コストなど、課題も多いと懸念が示されている。
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