ベトナムの対米輸出が2025年1〜10月で1260億ドルに到達し、前年通年を超えて過去最高を更新した。伸び率は28%と高く、米国は総輸出の3割超を占める主要市場として存在感を強めている。牽引役は電子分野であり、AIサーバー関連や半導体部品の需要増により、コンピューター・部品は78%増、機械類は約9%増と堅調である。
繊維・衣類も11.4%増と回復し、玩具・スポーツ用品は中国からの生産移転を背景に255%増と急伸した。農水産品も好調で、果実・野菜58.5%増、コーヒー60%増、水産物7.5%増など幅広い品目で拡大が続く。FDI企業は依然として貿易を主導し、輸出入総額は5790億ドルを超え、195億ドルの貿易黒字を確保してマクロ安定に寄与している。米国市場におけるベトナム企業とFDI企業の競争力は今後も高まる見通しである。
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