ベトナムKN Holdingsは2025年8月12日、ソウルで開催されたベトナム・韓国経済フォーラムにおいて、韓国サムスン物産(Samsung C&T)と覚書を締結し、合計864MW規模の浮体式太陽光発電プロジェクトを共同開発することを発表した。フォーラムはベトナム財務省、韓国産業通商資源部(MOTIE)、韓国商工会議所(KCCI)、在韓ベトナム大使館が共催し、トー・ラム共産党書記長および韓国キム・ミンソク首相が立ち会った。両国からは400社超、500名以上の代表が参加し、エネルギー・産業分野の協力が強調された。
今回のMOUに基づき、両社はベトナム中部および中部高原地域で、KNスレポック3水力発電所貯水池、KNイアライ・ザライ、KNイアライ・コントゥムの3カ所に浮体式太陽光発電を建設する計画である。総出力は864MWに達し、ベトナムで最大級の浮体式太陽光案件となる。発電電力は電力直接購入契約(DPPA)の仕組みを活用し、大口需要家向けにクリーン電力として供給される予定である。これにより温室効果ガス排出削減、再生可能エネルギー利用拡大、グリーン転換の国家目標への貢献が期待される。
サムスン物産は世界各国で大規模再生可能エネルギー事業を展開しており、KN Holdingsとの提携により、先端技術を導入した効率的かつ持続可能な発電所の建設・運営が見込まれる。今回の協力は、ベトナム企業による脱炭素戦略の加速と、韓国との新たなエネルギーパートナーシップ強化を象徴するものである。
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