はじめに
行政改革が加速する中、ベトナムでは省・市レベルの行政単位を再編し、全国の省・市は合計34に縮小することになる。本記事では、統合前の52省・市における党委書記および人民委員会主席(省・市の共産党書記と人民委員会主席)の予定人事リストを紹介し、体制移行期における主要幹部の配置状況を明らかにする。
2025年の省・市合併:新たな人事制度と予定される指導者リスト
第9回国会会議において、2025年の省レベルの行政単位の再編案が承認される予定である。これにより、中央直轄の52の省・市が統合され、23の新たな省・市となる。また、11の省・市は現状のまま維持され、統合後の全国の行政単位は34の省・市になる見込みである。
省・市の統合に伴う人事配置については、党中央組織委員会が審査を行い、党中央政治局および書記局に対して、2020年~2025年期の省党委員会・市党委員会の党委書記および副書記の人事案を助言する。
2013年憲法の一部条項を改正・補足する決議案によると、首相が新たな省・市の人民委員会主席および副主席の人事を指名する。
憲法改正起草委員会は、この時期において役職者を指名することは必要であると述べている。指名されるとはいえ、人事の選定および推薦は、引き続き幹部管理権限を有する党委員会によって厳格に行われ、党の規定に則って実施される。
この仕組みはこれまで実施されたことがない新しいものであり、今回の機構再編に際し、2025年に限って適用される。
Tuyen Quang省

Lao Cai省

Thai Nguyen省

Phu Tho省

Bac Ninh省

Hung Yen省

Ninh Binh省

Hai Phong市

Quang Tri省

Quang Ngai省

Gia Lai省

Khanh Hoa省

Lam Dong省

Dak Lak省

Da Nang市

Ho Chi Minh市

Can Tho市

Dong Nai省

Tay Ninh省

Vinh Long省

Dong Thap省

Ca Mau省

An Giang省

結論
省・市の再編統合は、行政機構を簡素化し、効率化を目指す国家的な重要施策であり、現実的な発展ニーズに応えるものである。発表された党委書記および人民委員会主席の人事案は、統合後も地方行政の安定と継続性を確保するための周到な準備を示す。新たな体制のもと、各省・市がその潜在力を最大限に発揮し、国全体の発展に貢献することを期待する。
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