ベトナムとPacifico、洋上風力で協力強化
2025年3月12日、ベトナム商工省のグエン・ホアン・ロン次官は、アメリカの太陽光・風力発電開発企業であるPacifico Energyの代表団と会談を行った。商工省側からは電力局長ファム・グエン・フンらが出席し、Pacifico Energy側には同社の会長ウィリアム・ネイサン・フランクリン氏、ベトナム法人代表ファム・クオック・アイン氏などが参加した。
同会談では、改正電力法および「第8次電力計画」の調整内容について、特に洋上風力発電プロジェクトに関する新たな方針が共有された。2025年3月3日にベトナム政府が公布した政令第58号では、洋上風力に関する優遇策、調査主体の選定条件、投資家の資格要件、プロジェクト管理手続きなどが詳細に規定されている。
ロン次官は、同政令がベトナム国内外のベトナム企業にとって障壁となっていた点を解消し、投資の加速に繋がるものであると強調した。また、Pacifico Energyのような外国企業にとっても好機となることを強調した。
Pacifico Energyのフランクリン会長は、ベトナムの政策やプロジェクト進行の各段階、特に調査、フィージビリティスタディ(FS)、入札要件、電力販売契約における年間契約量(QC)などについて詳細に理解を深めたい意向を示した。また、ベトナムが準備を進めている洋上風力発電のパイロット事業への参画を希望するとともに、今後もベトナムにおける再生可能エネルギー分野への継続的な投資と協力を約束した。
ロン次官は、Pacifico Energyの提案に賛同し、関連する疑問にも直接応じた上で、商工省として能力あるベトナム企業や外国企業がエネルギー分野に参入できるよう、法令に基づいたガイドラインを提供し、最大限支援していくと述べた。
