ベトナム、AIと半導体で成長加速
「国際AI・半導体会議2025」がベトナム・ダナンで開催され、同市がAIと半導体分野の国際拠点を目指す戦略が打ち出された。ベトナム政府は、インフラ強化、高度人材育成、投資優遇政策の3本柱で産業発展を支援し、年85〜95億ドルの利益創出が期待されている。
特に外国直接投資(FDI)の比率が東アジア諸国よりも高く、ベトナム国内の製造業成長に大きく貢献している。米中貿易摩擦や地政学的変動により、サプライチェーンの再編が進む中、ベトナムは中国に代わる生産拠点として注目されている。産業用IoTやAIの導入に関しても、大手ベトナム企業や外資系投資家が関心を示しており、今後の成長が期待されている。ただし、持続可能なエコシステム構築には、ベトナム政府と民間企業の連携が不可欠とされている。AIによる労働市場の変化にも注目が集まり、AIは作業補助には有用だが、人間のリーダーシップや意思決定は依然として不可欠との意見が出された。科学技術教育の質向上、ベトナム企業による半導体応用分野への進出支援、ベンチャー支援策の整備が今後の課題とされ、ベトナム政府のリーダーシップが問われている。


