ベトナムにおける廃棄物・バイオマス発電所の発電価格設定に関する新通達の概要
2024年11月26日から施行される通達20/2024/TT-BCTでは、廃棄物発電所およびバイオマス発電所の発電価格枠組みの作成、審査および承認手順が明確に規定されている。
発電価格の設定手順
ベトナム電力公社(EVN)は、基準となる発電所を選定し、その発電価格を計算する責任を負う。必要に応じて、コンサルタントを雇用してパラメータを選定し、発電価格を算出することも可能である。その後、EVNは作成した申請書を電力規制局に提出し、審査を依頼する。電力規制局は、提出された申請書の内容と適法性を確認した上で、発電価格の枠組みを審査し、商工省大臣に承認を求める。
発電所の発電価格構成
一般的な発電所の発電価格は、以下の3つの主要な要素から構成される。
- 固定価格(発電所の均等化された投資費用)
発電所の投資費用(付加価値税を除く)に基づき、年平均の受電量をもとに均等化された年間投資費用を算定する。この固定価格は、発電所の建設投資費用を回収するためのものである。
- 運転・維持固定費用(運営および保守の固定料金)
発電所の年間運転費用や大規模修繕費用、人件費、その他の年間経費を回収するための価格。
- 変動費用(適用年度の変動費用料金)
燃料費用および基準発電所の運転時間に応じたその他の変動費用を回収するための価格。
この新たな枠組みは、廃棄物発電所およびバイオマス発電所の発電価格設定の透明性を向上させ、効率的な運用を促進することを目的としている。
