ベトナム北部の主要工業拠点であるバクニン省(Bac Ninh)は、世界的なグリーンエネルギー転換の流れを受け、「自家発電・自家消費」モデルによる屋上設置太陽光発電の導入を加速している。同省人民委員会(UBND)が開催した屋上設置太陽光電源開発セミナーにおいて、同省指導部は先導的に投資する企業を募り、2026年までに総出力3,392MWの達成を目標としている。
同省には約6,800ヘクタールの工場屋根が存在し、太陽光発電の大きな潜在力を有している。このモデルにより、企業は電力供給の自立化、運転コストおよび排出量の削減を図るとともに、グローバルサプライチェーンにおける「グリーン」基準への適合が可能となる。一方で、制度面・技術面・資金面での課題も残されている。
バクニン省人民委員会の副主席は、行政手続きを簡素化し、企業の迅速な事業展開を支援する方針を示した。さらに、太陽光発電の利用を企業評価の重要基準に位置づけ、グリーン産業の発展、エネルギー安全保障、持続的成長の推進に不可欠な要素とする考えである。

出所:Dangcongsan新聞
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