ベトナムの各小売り業者が2024年1月~7月の業績を発表
携帯電話や家電を手掛ける大手小売業、株式会社ザ・ワールド・モバイルは2024年1月~7月の業績を発表した。7ヶ月間の累計売上高は76,541億ベトナムドンで、携帯電話・家電チェーンが51,300億ドン、日用品チェーンが23,000億ドンを占めた。7月の携帯電話・家電の売上高は7,200億ドンで前年同月比5%増加したが、前月比ではわずかに減少した。オンライン売上高は総売上高の12%を占めている。
食品小売りチェーンであるバク・ホア・サインの7ヶ月間の売上高は前年同期比40%増加し、7月単月では約3,600億ドンを記録した。生鮮食品とFMCGの両分野では2桁成長を維持している。
注目すべきは、7月にザ・ワールド・モバイルの携帯電話・家電および薬局チェーンの店舗数が大幅に減少したこととである。携帯電話チェーンは18店舗減の1,028店舗、家電チェーンは59店舗減の2,034店舗、ドラッグストアチェーンのアン・カンは94店舗減の387店舗となった。アン・カンにとって最大の店舗数が閉鎖した月となった。アン・カンは、かつて540店舗を展開していましたが、現在は387店舗までに減少している。
CEOのドアン・ヴァン・ヒウ・エムによると、ザ・ワールド・モバイルと同様に、アン・カンも売上と利益が芳しくない店舗を閉鎖する予定である。