ベトナム商工省が洋上風力発電の電力買い取り制度として「発電量の90%を15年間保証」する案を検討する中、ビングループ(Vingroup)傘下のVinEnergoは、買い取り期間を25年に延長し、発電所の利用可能容量を最大限に活用できるよう提案した。
商工省によると、ベトナムでは2030年までに洋上風力発電を本格展開するための基礎調査データや港湾インフラが整っていないのが現状である。そのため、同省は国会に対し、特別メカニズムや政策を盛り込んだ決議を採択するよう求めており、競争入札制度の導入、大手企業への優先的な事業委託、重点プロジェクトへの法的支援措置を提案している。
VinEnergoは、15年の買い取り期間では実際の運転状況に見合わず、洋上風力発電は投資コストが高く、回収期間が長い上、気象条件の影響も大きいと指摘。25年に延長することで財務的な安定性が確保され、海外からの投資誘致にもつながると強調した。
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