化石燃料代わる燃料として、ベトナムで注目されているLNG
エネルギー需要の増加に伴い、石油や石炭などの化石燃料を燃焼させることで大量の炭素が排出されている。
このため、環境に優しいエネルギー源(電気、水素、バイオマスなど)の使用が進む中、LNG(液化天然ガス)を従来の化石燃料に代わる選択肢として利用する動きが、グローバルなトレンドとなっている。ベトナムも例外ではない。
最近の「LNG:ベトナムの持続可能な発展を促進する」セミナーでは、コンサルティング会社Wood Mackenzieの代表が、ベトナムのガス需要は年間平均12%増加し、2030年代半ばには3倍になると予測していると述べている。
Wood Mackenzieのアジア太平洋地域副社長Joshua Ngu氏によれば、電力業界は引き続きガスの主要な消費者であり、2030年までには電力の14%をLNGが占めるとされている。
物流運輸の分野でも、LNGは船舶用のクリーンな燃料として注目されている。従来のディーゼル油と比較して、LNGは硫黄や固形廃棄物の排出量が大幅に少なく、また静音で燃料効率も高いとされている。持続可能な輸送の推進により、多くの企業がLNGの使用に移行し、規制の遵守と環境への影響の最小化を図っている。


