ベトナム北部のラオカイ省は、旧イエンバイ省に位置する7つの郡レベル医療センターを対象に、総額161億円規模の投資プロジェクトを実施している。本計画は新築、改修、医療機器の整備を含み、国家予算と地方予算を組み合わせて進められている。
すでに複数の建設工事が開始されており、集中治療室や感染症科、産婦人科、検査棟、栄養指導部門などを備えた施設の整備が進行中。さらに、約52億円規模の医療機器調達入札が告示され、今後半年以内に導入が予定されている。
これにより、地域の医療センターは重症患者や感染症患者を受け入れる能力を強化し、住民が遠方の大病院に移送される負担を軽減できる見通しである。特に山岳地帯に暮らす少数民族住民にとって、質の高い医療サービスへのアクセス改善は大きな恩恵となる。
また、この投資は医療インフラの近代化に加え、感染症対策や防疫体制の強化にもつながり、地域の社会経済回復を支える基盤となる。ラオカイ省当局は、法的手続きやインフラ面での課題を迅速に解消し、計画通りの完成を目指すとしている。
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