ハティン省の医療部門は、全国に先駆けて電子カルテ(EMR)の導入しており、国家医療デジタル化戦略の重要な一歩を刻んでいる。EMRは紙の診療記録を完全に置き換え、行政手続きを簡素化し、治療効率と患者体験を大幅に向上させる仕組みである。
同省ではすでに23の病院・医療センターがEMRを導入し、診療・診断・予防接種・処方履歴などをデジタルで一元管理。患者は市民IDを提示するだけで全ての医療データにアクセスでき、紙のカルテ照会が不要となる。これにより、時間と保管コストを削減し、医療ミス防止にもつながっている。
将来的には、AIを活用した診断支援やビッグデータ分析、遠隔診療などを通じて、住民がより安全で効率的に健康を管理できるスマート医療体制の構築をめざす。
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