ハノイの電力安定へ送電網を拡張
ベトナム政府は、ベトナム国家送電公社(EVNNPT)を通じて、ハノイ市における電力供給の強化と国家電力系統の安定化を目的とした送電プロジェクトを推進している。このプロジェクトでは、送電の安全性と柔軟性を高め、電力損失の低減を図ることを目指している。事業内容としては、全長約14.3kmの地下二回線送電ケーブルの建設と、約1kmに及ぶ紅河を越える架空送電線の敷設が含まれる。
さらに、ベトナム国内の送電網強化の一環として、220kVロンビエン変電所とマイドン変電所の送電線接続設備を拡張する工事が行われる。これには、予備敷地を活用して各変電所に2回線ずつの接続設備を新設する作業が含まれる。
この送電線は、ハノイ市ロンビエン区、ホアンマイ区、ザーラム県を経由し、マイチートー通り、ホイサー地域、国道1号線沿いの道路、リンナム通り、ヴィンホアン仮設道路の地下を通る。また、一部はホアンマイ区とザーラム県にて架空で建設される予定である。
ベトナム政府は、この事業を2027年中に完了させることを目指しており、首都ハノイおよび近隣地域の電力需要に対応することで、ベトナム国内の送電インフラの強靭化を図る方針である。これにより、電力供給の安定性と効率性が大幅に向上すると期待されている。
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