ベトナム税務当局は2025年11月中に、個人事業者向けの電子申告ポータルの試験運用を開始する。これは、2026年1月1日の本格稼働に先立ち、納税者がオンラインでの申告・納税手続きを習熟できるよう支援するものであり、財務省が進める「定額課税から申告課税への60日集中転換キャンペーン」の中核施策である。
統計によれば、現在個人事業者の98%が電子納税を実施しており、1万8,500件超が定額課税から申告課税に移行、13万3,000件が電子インボイスを登録している。ベトナム税務コンサルティング協会のグエン・ティ・クック会長は、個人事業者が企業化することで、税制優遇や科学技術開発基金を活用し、資金調達や市場拡大の機会を得られると提言した。
電子申告ポータルの導入は、税務手続きの透明性向上と行政簡素化を進めるとともに、国家税務管理におけるデジタルトランスフォーメーションを加速させることが期待されている。
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