ベトナム衛星LOTUSat-1、日本と宇宙協力
ベトナムの衛星LOTUSat-1は日本での製造が完了し、ベトナム国内の地上システムも整備された。予定されていた2025年2月の打ち上げは、日本のEpsilon-Sロケットの試験失敗により延期され、現在、代替ロケットの検討が進められている。LOTUSat-1は、日本のODAとベトナムの資金で開発されたもので、防災や気候変動対策に活用される。
ベトナム宇宙センター(VNSC)の技術者も設計や試験に参加し、技術移転と自国の宇宙開発力向上を目指している。ハノイのホアラック高科技園区には地上管制施設が整備され、衛星からのデータを解析・提供する体制が整った。LOTUSat-1は昼夜問わず観測可能な最新のレーダー技術を搭載し、1m単位での物体識別が可能である。
日本のJAXAとも協力し、ベトナムの宇宙技術発展とデータ共有を進める。ベトナムと日本は2006年から宇宙開発で提携し、これまでにベトナム独自の超小型衛星も共同開発・打ち上げしてきた。LOTUSat-1はベトナムの宇宙戦略の一環であり、2025年以降の運用開始が期待されている。
