11月14日にハノイで開催された「BESSエネルギー貯蔵:潜在力と課題」セミナーで、工業貿易省はバッテリー貯蔵システム(BESS)が再生可能エネルギー比率を2030年に40〜47%へ引き上げる上で不可欠であると強調した。調整後PDP8は2030年までに1万〜1万6,300MWのBESS導入を必要とするが、ベトナム国内での実装は依然試験段階にあり、EVNが2026〜2027年に1,000MWの運転開始を目指すものの、立地、技術規格、価格制度、市場メカニズムなど多くの障壁が残る。
電力局はBESSの発電価格算定方式に関する通達案と屋根置き太陽光向け支援策を策定し、工業貿易省も2026〜2030年のBESS開発を促進する政府決議案を提出した。セミナーでは、安全基準、技術規格、運用ルールの早期整備こそが導入加速の鍵であり、ベトナム電力市場の制度的基盤が問われていると指摘された。
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