ベトナム物流倉庫市場で狙うべき成長セグメント
皆さま、こんにちは。ONE-VALUE株式会社の代表のホアです。
ベトナム物流市場の中でも、M&Aや新規投資で注目すべきは「コールドチェーン」「EC物流倉庫」「国際貨物輸送インフラ」の3分野です。
まず、コールドチェーンです。都市化と生活水準向上に伴い、新鮮で安全な食品への需要が急増しています。冷凍・冷蔵倉庫の不足は深刻で、食品ロスは野菜で30%、肉類で14%に達しています。コールドチェーンの整備は食品ロス削減にも直結し、社会的意義と収益性を兼ね備えた投資領域です。
次に、EC物流倉庫です。ベトナムでは平均年齢33歳と若い消費者層が多く、EC利用が爆発的に拡大しています。食品や冷凍商品もオンライン注文が一般化し、倉庫・配送網の整備が追いついていない現状が大きなビジネスチャンスです。
最後に、国際貨物輸送インフラです。ベトナムは中国・インド・東南アジアを結ぶ好立地で、今後さらに輸出入が増える見込みです。ただし港湾投資には外資規制があるため、現地企業との連携が成功の鍵となります。
私は、この3領域を軸にした投資・M&Aが、今後の成長市場をリードすると考えています。
ONE-VALUE株式会社
代表取締役 Phi Hoa(フィホア)