ベトナムは多くの農産物を輸出している農業国として良く知られているが、近年では経済成長に伴って富裕層人口が増加しており、国内産より高価な海外産の野菜や果物の人気も高まっている。ベトナム農業農村開発省の発表によると、2021年の最初の2か月で、ベトナムに輸入された野菜と果物の総額は最大2億5,900万USDに達した。この数値は 2020年の同時期に比べて30.7%の増加となっている。
これらの背景から、日本企業にとってベトナムは有望な輸出農産物の消費市場として評価されており、ベトナムへ農産物を輸出し販売する日系企業も増えている。今回はその中で、特に人気の高い果物に焦点を当てて、輸出までのステップを各種規定に沿って解説していきたい。
ベトナムへ果物輸出を行うまでの流れ
ステップ1:対象となる果物がベトナム政府によって輸出が認められているかの確認
ベトナム政府は
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