ベトナム商工省は、決定3477/QĐ-BCTにより、2026年の国家電力システム運用計画を承認した。同計画は、2026年のGDP成長率10%以上を目標に、電力需要、気象・水文条件、燃料供給能力、電源・送電網プロジェクトの進捗を踏まえて策定された。
計画では3つの供給シナリオを設定する。基本案では、2026年の発電量(発電端)と輸入電力量の合計は3,500.07億kWhとなる。運用案では3,602.60億kWh、乾季の需要ピーク(4~7月)に備えた予備案では最大3,680.97億kWhを見込む。
商工省は、これらのシナリオにより2026年の経済社会活動と国民生活に必要な電力は概ね確保できるとしている。一方で、大型電源の遅延、不利な水文状況、既存ガス田の減退、石炭輸入需要の増加、発電所の同時トラブルなどのリスクも指摘した。これを受け、国家電力システム・市場運営会社(NSMO)、ベトナム電力グループ(EVN)などの関係機関に対して、具体的な責務を割り当てた。
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