ベトナム農産品4品目、中国向け輸出拡大
ベトナム政府は、中国との間で新たに4品目の農産品に関する検疫要件を定めた議定書を締結した。対象は、唐辛子、パッションフルーツ、米ぬかおよび脱脂米ぬか、燕の巣製品である。これにより、これら品目の中国市場への正式な輸出ルートが確立された。中国はベトナム農産物の最大輸入国であり、2024年には約46億ドルを支出してベトナム産野菜・果物を購入している。特に、ドリアンが28億ドル以上、ドラゴンフルーツやバナナ、ジャックフルーツも高い輸出額を記録している。現在、正式な議定書に基づき輸出されている品目はスイカ、マンゴスチン、黒寒天、ドリアン、バナナ、サツマイモの6種であり、伝統的輸出品目としてはドラゴンフルーツ、ランブータン、マンゴー、ライチ、ロンガン、ジャックフルーツがある。さらに、パッションフルーツと唐辛子は試験的輸出を経て今回正式化された。2024年には冷凍ドリアン、ワニ、サル、生ココナッツに関する議定書も締結され、両国間で24件の農林水産品輸出入に関する協定が存在する。今回の合意により、ベトナム農産品の対中輸出がさらに加速する見込みである。
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