日本がベトナム農業の技術革新を支援
日本のスマート農業技術を東南アジア各国に紹介することを目的に、「東南アジア向け日本スマート農業技術ワークショップ」が開催された。このイベントでは、日本農林水産省が主体となり、ASEAN諸国、特にベトナム国内において農業分野での協力を深化させる狙いがある。イベントでの議論を通じ、日本とASEAN諸国は、農業分野での革新が持続可能な食料生産と農業システムの鍵を握るとの認識で一致した。
日本農林水産省はベトナム国内を含むASEAN各国で、農業のデジタル化と脱炭素化に関するプロジェクトを具体的に推進する。特に、ベトナムでは気候や食文化など日本との共通点が多く、協力の基盤として適しているとの見方が示された。具体的には、ソリマチ社による協同組合向け管理システムや、Eサポートリンク社による遠隔センシング技術を活用したバナナ農園管理サービスが展開されている。
ベトナムを含むASEAN地域の農業は、小規模農家の多さや農業従事者の高齢化など課題も抱えているが、日本のスマート農業技術導入がこうした課題解決の一助となることが期待されている。
