ビングループ(Vingroup)傘下のビンエネルゴ(VinEnergo)は、新たに電力の卸売・小売業を事業登録に追加し、競争的電力市場への本格参入を果たした。これにより、同社は発電・送電・配電までを網羅するエネルギー価値連鎖全体での事業拡大を進めている。
現行制度では、ベトナム電力公社(EVN)が依然として市場を支配しているものの、都市部や工業団地を中心に700を超える電力卸売・小売事業者が存在し、全体電力量の約8.5%を占めるまでに成長している。今回のビンエネルゴの参入は、商工省が進める電力小売全面競争化のロードマップに向けた布石とみられている。
小売分野への進出を通じ、ビンエネルゴは競争的エネルギー市場の重要なプレーヤーとなることを目指しており、同時にビングループ全体として国家エネルギーインフラ分野での影響力を一層強化する構えである。
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