ベトナム政府は、総投資額約673億ドル(約10兆円)にのぼる国家最大級のインフラ事業「南北高速鉄道」について、投資形態および投資家を選定するための諮問委員会の設立を検討している。同事業は2024年末に国会で承認された。全長は1,541キロメートルに及び、ハノイからホーチミンまで15省を通過する。
ファム・ミン・チン首相の指示により、建設省が主導して他の関連省庁と連携し、2025年10月までに高速鉄道に関する技術基準や規格の策定・審査・公表を進める方針である。
財務省は9月29日に諮問委員会設立案を提出しており、現在、国内の大手民間企業であるビングループ(Vingroup, ベトナム最大の民間企業)およびタコ(Thaco、自動車組立・農業・不動産会社など)が参画意欲を示している。
計画によると、2025〜2035年にかけて実現可能性調査(FS)および建設が進められる予定。運行開始後は、国家交通網を抜本的に変革し、ハノイとホーチミンの2大経済圏を強固に結び付けることで、地域発展と国際競争力向上の原動力になると期待されている。

出所:Baodautu新聞
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