2025年上半期、中国火鍋チェーンの海底撈(Haidilao)はベトナム市場で1兆ドン(約58億8235万2941円)の売上を記録し、シンガポール、米国、マレーシアと並ぶ同社の主要海外市場に位置づけられた。全国17店舗の平均売上は半年で約700億ドン(4億1176万4千円)、1日あたり約3億7500万ドン(約220万5882円)と、F&B業界でも突出した収益性を示している。
成功の鍵は、料理よりも「顧客体験の提供」を重視する戦略にある。待ち時間中の軽食や飲み物、無料のアイスクリームに加え、ネイルやシャンプー、折り鶴のプレゼントなど、独自サービスを展開。食事中もエプロン、眼鏡拭き、ヘアゴム、バッグカバーを提供し、子供向けスペースや誕生日イベント、変面ショーも人気を博している。
価格は平均的な価格帯より高い設定だが、SNSでの拡散効果と体験型マーケティングにより、ベトナム市場での成長余地は依然として大きいと評価されている。

出所:Diendoandoanhnghiep新聞
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