電子商取引はベトナムのデジタル経済を牽引する一方、ECプラットフォームやSNS上での偽造品、模倣品、品質不良品、知的財産権侵害が深刻化している。国内市場管理・発展局(商工省)によると、2025年に市場管理当局は2万7,500件超を検査し、2万3,400件以上の違反を処理、国庫への納付額は約3720億ドン(約21億8823万円)に達した。
違反は、出所不明商品や食品安全違反が中心で、FacebookやTikTokでのライブ販売が温床となっている。ハノイではエルメス(Hermes)やグッチ(Gucci)などの偽ブランド商品が大量に押収された。
政府は、EC事業者およびSNS運営者の責任を明確化し、商品原産地や証憑の厳格な管理、違反店舗の迅速な排除を義務付ける方針である。同時に、企業の偽造防止投資や消費者啓発を進め、健全で持続可能な電子商取引の構築を目指す。
