ベトナムでは、カーボンニュートラルを目指す企業の取り組みが加速している。現在、国際基準PAS 2060:2014(カーボンニュートラル認証)を取得した企業は6社に達し、そのうち乳業大手THグループ傘下のTH トゥルーミルク(TH True Milk)とヌイティン(Nui Tien)が、循環経済モデルを通じて年間7,000トン以上のCO₂削減を実現している。
石油・エネルギーのペトロベトナム (Petrovietnam)、電力公社EVN、通信大手ベトテル (Viettel)などの大手も、1GWの風力発電投資、エネルギー消費5%削減、環境配慮型燃料の導入などの施策を展開中である。交通分野では、ビングループ(Vingroup)の電動バス「VinBus」が過去3年間で41,000トンのCO₂削減を達成し、Vietnam Airlinesは持続可能な航空燃料(SAF)の試験導入を進めている。
企業コミュニティは、再エネ転換とカーボンクレジット市場形成を担う中核的存在として期待されている。
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