Unileverベトナムが企業の脱炭素化を推進
ベトナムにおいて、Unilever(ユニリーバ)ベトナムが主催した「ネットゼロへの道」という研修セミナーが開催され、企業の脱炭素化を促進するための具体的な取り組みが議論された。同社は2022年に既に自社の操業における二酸化炭素排出を実質ゼロにし、再生可能エネルギーへの完全移行を実現している。
今回はさらに、Unileverベトナムが自社の取り組みを超えて、サプライチェーン全体の企業にもグリーン転換を促すことが狙いである。このセミナーでは、ベトナム商工省、HSBCや英国規格協会(BSI)などの専門家が参加し、技術的ノウハウや財務支援策について具体的な情報を提供した。
Unileverベトナムは、協力企業のDynapac、Marshal Green Energyなどを含めて、既に運営上の脱炭素化を完了し、エネルギーを完全に再生可能エネルギーに移行したことを強調している。
今後はサプライヤー間での連携を深め、知識・技術・資金支援の共有を進めていく方針である。同社は脱炭素化を単なる目標ではなく、ビジネス運営におけるイノベーションの契機として捉え、気候変動対策と持続可能な経済成長を両立する新しい基準の確立を目指している。この活動はベトナム国内企業の意識向上に寄与するとともに、同国経済全体のグリーン化を促進する原動力としても期待されている。
