ベトナム政府は、商工省の管轄下にある事業関連の行政手続きおよび投資・事業条件を削減・簡素化する方針を、決定2671/QĐ-TTgにより承認した。企業のコンプライアンスコストと手続き時間の削減を目的とする大規模な制度改革である。
対象は、酒類、食品安全、たばこ、ガス、輸出入、マルチレベルマーケティング、電子商取引、国際貿易、工業用爆発物、電力、化学品の11分野に及ぶ。さらに、燃料、小売・卸売、米輸出、外国企業による商取引活動などの12業種で事業条件の見直しが行われた。
具体的には、酒類分野での審査手数料50%削減、許認可取得期間の短縮、流通網要件や各種付随許可の撤廃が盛り込まれた。エネルギー、石油、たばこ分野でも重複条件が廃止されている。特に冷凍食品の仮輸入・再輸出では、倉庫面積や保管能力などの厳格な条件が全面撤廃され、物流・貿易環境の改善につながるとみられる。
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