ベトナムの消費財(FMCG)市場は、2024〜2029年に年平均成長率(CAGR)12.05%で拡大し、2029年には小売規模が4880億 ドル(約73兆2000億円)に達すると予測されている。ユニリーバ、P&G、コカ・コーラ、ペプシコ、アボットなどの多国籍企業と、マサン・コンシューマー(Masan Consumer)、ビナミルク(Vinamilk)、THトゥルーミルク(TH True Milk)、ビナソイ(Vinasoy)などの国内企業との競争が一段と激化している。
現在、人口の60%以上が農村部に居住するが、FMCG消費の約40%にとどまり、流通網で強みを持つ国内ブランドにとって成長余地の大きい「ゴールドマーケット」となっている。また、中間層の拡大と一人当たり所得の上昇5000ドル(約75万円)により、高付加価値製品や新しい消費体験への需要も高まっている。
FMCG新時代においては、迅速なイノベーション、消費者理解、ブランド差別化が、ベトナム企業がこの数十億ドル市場で飛躍するための鍵となる。
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