半導体がけん引するベトナム経済2025年
ベトナム国内では、グローバルなサプライチェーンの再編と高額な外国直接投資(FDI)の流入を背景に、半導体産業が長期的な成長の柱として注目されている。UOBベトナムが開催した経済見通しに関するイベントでは、2025年のベトナム経済は米国トランプ政権の貿易政策による不確実性の中でも、FDI拡大や公共投資、消費回復により成長が期待されるとされた。特に半導体分野は、AmkorやSamsungなど複数の世界的ベトナム企業が参入し、ベトナム政府の後押しもあり重要な戦略産業となっている。
ただし、為替リスクや米国による関税引き上げなど、輸出や外国人投資家の心理に悪影響を与えるリスクも存在する。これらへの対応として、ベトナム政府は米国からの輸入拡大や輸出市場の多様化が必要とされる。証券市場については、2025年に最大21.3%の成長が見込まれており、特に金融、工業団地、不動産関連が好調と予想される。
米国経済の動向とASEAN各国の対応次第で地域経済の構造にも影響が及ぶ可能性があり、ベトナム政府を含むASEAN諸国には内需拡大と輸出先の多様化が求められている。UOBは情報提供と戦略支援を通じて、投資家が不確実性の中でもチャンスを掴めるようサポートする方針である。
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