【最新動向】ベトナム産木質ペレット:日本向け輸出かベトナムでのバイオマス発電投資か?
2021年07月11日 作成( 更新)
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この記事で伝えたいこと
- ベトナム再生可能エネルギー市場は今後も成長が見込まれる。チン首相は2050年までのカーボンニュートラル達成を2021年11月に開催されたCOP26で表明し、再生可能エネルギー開発に注力
- ベトナムで有望な再生可能エネルギーのセクターは太陽光、風力、バイオマス、廃棄物。今後は洋上風力発電、バイオマス発電、廃棄物発電の開発が特に有望になるだろう。
- 開発が進んでいる太陽光発電市場においては今後O&M市場の発展が見込まれる。日本企業にとっては補助金の活用、CO2クレジット取引の検討が推奨される・
日本国内ではバイオマス発電への投資が進んでいるが、燃料不足の問題から海外輸入が増加している。以前はアメリカやカナダなどの北米からの輸入が殆どであったが、近年になりベトナム産木質ペレット輸入が急増し、ここ数年でトップシェアまで拡大した。
林業資源が豊富なベトナムは日本向け木質ペレット製造への投資がここ数年で進んできた。今後も海外向け輸出は続くと考えられるが、ベトナム政府の方針としては、単純な燃料として海外輸出されるのではなく、より高付加価値の生む事業へ活用されることを方針にしている。今後はベトナム国内でのバイオマス発電の燃料として活用されていくのではないかと考えられる。
ベトナム産木質ペレットの輸入は日本輸入の国別トップシェア
財務省の貿易統計を見ても、2019年、2020年は連続してベトナム産木質ペレットが
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