米越国交30周年|貿易・教育・環境分野で協力強化
2025年、アメリカとベトナムは国交樹立30周年を迎える。1995年7月11日、ビル・クリントン大統領が両国の関係正常化を宣言し、その後、ハノイとワシントンD.C.に大使館が開設された。これを機に、両国は対話を通じて信頼関係を築き、戦争後の課題解決、貿易や投資の促進、医療協力の強化、教育交流の拡大を進めてきた。
米国のマーク・ナッパー駐ベトナム大使は、両国が現在、気候変動や健康安全保障などの地球規模の課題に取り組み、技術と教育を通じたイノベーション推進を共同で進めていると強調した。特に、ベトナムはアメリカにとって東南アジアにおける主要な貿易相手国となり、ASEAN最大の留学生数を誇るなど、戦略的なパートナーシップを強化している。
ホーチミン市の米国総領事スーザン・バーンズ氏は、若い世代の交流を深める重要性を強調し、フルブライト奨学金をはじめとする教育・交換プログラムの拡大に取り組んでいると述べた。また、医療分野での貿易と投資を促進し、新たな公衆衛生上の課題に対応するための協力を進めている。
さらに、両国は環境保全にも連携し、プラスチック廃棄物削減、気候変動対策、再生可能エネルギーの促進、生物多様性の保護に取り組んでいる。これらの協力を通じ、アメリカとベトナムは、経済、環境、教育、医療の分野での持続的な発展を目指し、より強固なパートナーシップを築いていく方針である。
