ベトナム水産物輸出、中国が最大の輸出先に
2023年11月29日、ベトナム水産物加工輸出協会(Vasep)は、11月の水産物輸出額が約9億2400万米ドルに達し、前年同期比で17%増加したと発表した。今年1月~11月の累計輸出額は約92億米ドルで、前年同期比11.5%の増加となっている。特に、中国はエビ、カニ、魚の最大の購入国となり、アメリカを上回った。エビの輸出は11ヶ月間で35億5000万米ドルに達し、前年同期比14%の成長を示している。エビ業界は今年中に40億米ドルに達する見込みである。
また、ナマズの輸出も好調で、11ヶ月間で18億4000万米ドルに達し、年間で20億米ドルを超える見込みだ。マグロも前年同期比8%増加し、年間で10億米ドルに達する可能性がある。さらに、一部の製品(カニや貝類、イカなど)も高い成長率を記録しており、特に貝類は180%の成長を見せている。
フィッシュミールなどの副産物も強化されており、10ヶ月間で2億2000万米ドルの輸出があり、年間では2億6400万米ドルに達する見込みである。中国市場は61%の成長を記録し、累計で17億米ドル以上となり、前年同期比19%増加した。今年、中国では新鮮なエビやカニが人気で、このことが輸出増加に寄与している。
アメリカ市場も好調で、11月には21%成長し、11ヶ月間で16億7000万米ドルに達した。日本やEU、韓国市場での売れ行きも好調であった。Vasep広報部長のレ・ハン氏は、「現在の成長ペースから考えると、ベトナム水産業は今年中に100億米ドルを達成できる可能性があり、その成長率は11.5%になるだろう」と述べている。エビとナマズがこの成功に寄与する主要な水産物となり、それぞれ40億米ドルと20億米ドルに達する見込みである。全体として2024年はベトナム水産業にとって期待できる年となるだろう。
