ベトナムの行政区拡張から2か月後、ホーチミン市経済は顕著な回復を示している。8月の鉱工業生産指数は前年同月比+10%超となり、累計8か月+6%に到達した。特に4大重点産業(機械、電子・ICT、化学・ゴム・プラスチック、食品加工)は2桁成長を達成した。 機械産業は年+25%成長が見込まれ、ベトナム国内インフラ需要が主な牽引役となっている。繊維・履物産業も受注回復で生産を維持。行政区拡張により、インフラ連結や行政手続きの一元化が進み、企業は競争力を強化している。 食品産業では国際的な注文が戻り、年内計画達成に加え、2026年第1四半期の受注交渉も始まった。価格・物流費・関税面で柔軟な条件が設定されている。 世界経済の不確実性が続く中、ホーチミン市の生産加速はベトナム国内成長の新たな原動力となり、同市が全国産業の牽引役であることを改めて示している。
ベトナム経済・ビジネス関連の有料レポート一覧
ベトナム経済・ビジネス関連の有料レポートはこちらからもご覧いただけます。


