ベトナム・ハノイ市では2025年9月2日の建国80周年を迎える国慶節に合わせ、主要小売業者が大規模な割引や営業時間拡大を実施している。市内では観光客数が前年同期比で30〜40%増加すると予測され、特に食品、飲料、日用品、学用品や観光関連商品に対する需要が高まっている。イオンベトナム(Aeon Vietnam)は、ハノイの商業施設や総合スーパーで来店者数が通常の2〜3倍に達すると見込み、必需品や国産品を中心に最大50%の割引を行う方針である。同社はまた、オンライン注文の増加にも対応し、29日から2日まで北部店舗を午前8時から午後10時30分まで営業する。
MMメガマーケット(MM Mega Market)も同様に、食品や消費財を対象に「1個買うと1個無料」や最大80%の割引を実施し、赤と黄色を基調とした装飾で祝祭ムードを高める。消費者の関心は愛国心を表現する国旗や関連装飾品にも集まっており、小売業者はコミュニティとの結びつきを強調する商品を提供している。
ハノイ市工商局の副局長であるグエン・テー・ヒエップ氏は、大型小売業者と連携して集中的な販売促進を展開し、販売収益の増加を目指すと述べた。今回の一連の施策は、需要喚起とともに小売市場全体の活性化を促すと期待される。国慶節を契機に、ベトナム・ハノイの商業・消費市場は2025年の成長に向けて大きな弾みを得る可能性が高いである。
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