ベトナムの中部電力公社(EVNCPC)によれば、11月20日午前7時時点で中部〜中部高原地域の55万3,000超の顧客が依然として停電状態に置かれており、複雑な豪雨・洪水の影響が続いている。深刻な浸水地域で多数の変電所を安全確保のため運転から切り離した結果、わずか24時間で34万9,000件以上増加した。
今回の災害発生以降、累計で約101万件が影響を受けたが、電力部門は45.3%(45万7,470件)の復旧に成功した。しかし、なお5,777の変電所に接近できず、供給不能容量は283.6MWに達し、これは系統最大容量の約7.3%に相当する。
最も影響が大きいのはダクラク(Dak Lak)で、27万6,033件の停電と2,728の変電所が停止し、約123.2MWが供給不能となっている。ザライ(Gia Lai)でも15万2,648件・1,770変電所が停止し、約72MWが途絶している。
EVNCPCは、停電措置は住民と設備の安全確保のため不可欠であり、水位が下がり技術条件が整い次第、24時間体制で速やかに復旧作業にあたるとしている。
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