CBMAに備え、対応の準備を進めるベトナム
「CBAM(国境炭素調整メカニズム)への効果的対応: 主導機関の役割と企業支援」セミナーで、商工省多国間貿易政策部副部長であるゴー・チュン・カイン氏は、商工省はCBAMによるベトナムの輸出入活動に対する影響を、他の省庁とも協力し、早期に調査すると述べた。
CBAMの技術支援プロジェクトの専門家であるグエン・ホン・ロアン氏によると、一部の直接的な影響を受ける業界の企業は真剣に調査を行い、CBMAの対応を準備をしているが、大多数の企業はCBAMについて十分に理解しておらず、そのため効果的な準備がなされていないと述べた。また、幾つかの企業はCBAMへの対応準備のために急いでカーボンクレジットを購入しているものの、欧州側のニーズやガイドラインがまだ不明確であり、企業は方針を立てて準備することが出来ず、努力が無駄になり、財政的な損害を引き起こす可能性があるとしている。
ゴー・チュン・カイン氏は、商工省がカーボンプライシングに関する規定を提案し、企業がCBAMを正確に理解し準備するための広報活動を強化することを発表した。また、企業がCBAMを正確にするための研修実施を提案している。
まず、カーボン排出削減の具体的な方法を支援し、企業がよりグリーンでカーボン排出が少ない生産モデルに転換できるよう、グリーンファイナンスの強化を進める必要がある。商工省は、CBAMに関する情報ポータルを作成し、企業向けに詳細なガイドラインや公式なマニュアルを作成することを計画している。
