ベトナムは、COP30後の国際基準に対応するため、透明性の高いカーボン市場構築に向けて法制度とインフラ整備を加速している。政令119/2025では、カーボン取引所を2028年まで試行し、2029年から正式運用とする方針が示され、将来的には国際市場との接続も視野に入れている。専門家は、低価格よりも環境完全性と高品質を備えたカーボンクレジットの確保が不可欠であると指摘する。
優先分野は三つである。第一に、国際基準との整合を図る制度見直し、第二にネイチャーベースド・ソリューション案件への民間資金動員、第三に国際承認を得るためのMRVシステムの整備である。また、ベトナムはカナダとの協力を拡大し、森林炭素の発展および技術・ガバナンス能力の向上を進めている。
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