ベトナムでは20〜30代の若年層でのがん発症が急増しており、医療現場から警鐘が鳴らされている。チョーライ病院(Cho Ray病院)のレ・トゥアン・アン医師によると、ベトナムの肺がん患者の平均発症年齢は欧米より約10年若いという。遺伝的要因に加え、大気汚染、喫煙、不健康な食生活、有害化学物質への曝露が主な原因とされている。
世界保健機関の統計(Globocan 2020)では、ベトナムでは年間1万7,000件の胃がん、1万4,000件の大腸がんが報告され、そのうち約30%が40歳未満の患者である。
専門家は、若年層も定期的に健康診断や早期がん検診を受ける必要があると強調している。特に、家族にがんの既往歴がある場合は注意が求められる。また、こうした動きは、がん検診・治療サービスを展開する医療関連投資にとって新たな成長機会となっている。
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