ハノイ市人民委員会は、化石燃料車からグリーン交通への転換は市民生活に直接影響する敏感な問題である一方、大気汚染削減のため「不可避かつ緊急の課題」であると強調した。首相指示20号に基づき、ハノイ市には厳格な移行スケジュールが設定されており、2026年7月から環状1号線内でガソリンバイクを禁止し、2028年には環状1・2号線内で化石燃料車の走行を制限、2030年には規制対象を環状3号線内まで拡大する計画である。
これに対応し、ハノイ市は実施計画を策定し、建設局に対して充電ステーションやバッテリー交換所などグリーン交通インフラへ投資する企業への優遇政策を準備するよう指示した。また市民の電動車転換や公共交通利用を支援する制度も検討されている。さらに、2025年後半には中心部のガソリン車の駐車料金を引き上げる案も注目されており、ベトナム国内の都市交通政策転換を象徴する動きとなっている。
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