ベトナムとロシアは、中国およびモンゴルを経由して結ぶ全長2,200km超の大規模インフラプロジェクト「アジア横断鉄道」の始動に向けて準備を進めている。ロシアのアレクセイ・オーヴェルチュク副首相 (Alexey Overchuk) によれば、両国は2025年からの着手で合意しており、ロシア・ベトナム・中国の物流企業が共同で参加する予定である。
本プロジェクトは、東南アジアとアジア・欧州地域を結ぶ主要ロジスティクス回廊の形成を目指しており、輸送時間の短縮、コスト削減、サプライチェーン連携の強化が期待されている。資金は官民連携(PPP)モデルで調達され、政府機関と民間企業の共同出資によって進められる見通しだ。
専門家は、この鉄道網が数十億ドル規模の経済効果をもたらすだけでなく、ベトナム国内の港湾インフラやハブ拠点の発展を促進する基盤になると指摘する。海上輸送コストの高騰が続く中、ベトナム・ロシア鉄道は安定した陸上輸送ルートとして、地域企業に新たな投資機会を提供することが期待されている。
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