ベトナムでは、Z世代やY世代が金融や不動産投資に積極的に参入している。株式市場では若手投資家が分析力を発揮し、不動産では25〜35歳が取引の40%以上を占める。調査によれば、27〜40歳の住宅購入需要は40歳以上を上回り、市場の主力層となっている。
世界的に見ると、Z世代の投資傾向は二極化している。中国では株式や投信が中心だが、米国や英国では暗号資産やハイテク株が人気である。いずれも若くして投資を始め、金融リテラシーの高さを示している。
ベトナムでは「人口ボーナス」を背景に若者の収入が増え、資本を早期に蓄積できる環境が整っている。Z世代は収入の約3割を投資・貯蓄に回し、株式や投信と暗号資産を組み合わせている。電子ウォレットやオンライン取引の活用も進み、消費と投資を両立させている。
こうした動向を受け、不動産デベロッパーは分割払い制度や融資支援を導入し、若者の購入意欲を取り込んでいる。ただし、変動する市場でリスクを管理する力はまだ課題であり、専門家は金融教育の強化を提言している。
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